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今日は、エリザベス女王の公式誕生祝賀パレード"Trooping the Colour"
があると聞いて行ってまいりました。 へー、今日誕生日なんだー・・・と、思いきや・・・違った。 まぁ、そうよねパレードは土曜日がいいよね・・・で、何日よ・・・・4月21日? ・・・先々月じゃん・・・。 「6月が一年中で最も天候に恵まれる確立が高い」という理由で、 6月第2週の土曜日に毎年パレードするそうです・・・確かに天気はとてもよかった。 あ、そうそう、79歳のお誕生日だそうです。 ちなみに女王の公式名称は、 Her Most Excellent Majesty Elizabeth the Second by the Grace of God, of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland and of Her other Realms and Territories Queen, Head of the Commonwealth, Defender of the Faith.(神の御加護のもと、グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国、他の王国と領地、英連邦の女王となり、人々の先頭に立ち、信仰の擁護者であるエリザベス女王2世陛下)・・・だそうです。長い・・・。 パレードは、兵隊さんと楽隊とお馬さん隊によって編成。 まずは10時40分にバッキンガムパレスを出発してホースガード・パレードという 式典を行う広場まで約20分かけて行進します。 式典が終わったら、また宮殿までパレード。なんと2回楽しめます。 道には馬に乗った警察も・・・。 まずはキットカット隊(勝手に名前つけた)がやってきます。 おもちゃのようなキットカット隊は、まず自分達の守備位置まで行進してきて、 (でも銃を持っているのでちょっとこわい) こうやって、等間隔に道の両脇に並んでいきます。 右側の人は、手に持った大きなコンパスで兵隊さんの間の距離を測って、 等間隔にあわせていきます。意外と芸が細かい。 位置を合わせるとき、足をチョコチョコチョコっと小刻みに動かすのがかわいい・・・。 見ている人たちからは笑い声も。 まずはこういう状態をつくります。(写真は1回目のパレードが終わったあとに撮った) その後、まずは楽隊がやってきます。 バグパイプ隊もいます。ロビンフットの団体みたいです。 ちなみにキルトはチェックじゃなくてイエローオーカーの無地だった。 気分はキャンディーキャンディー。丘の上の王子さま~♪ 今度は馬に乗った楽隊。 こんな少しかわったお馬さんも。 馬が言うこときかなくて、楽器を吹けない状態の人もいました・・・。 馬に乗りながら楽器吹くって大変だ・・・。 そのあとやってきたのが、黒い馬の軍団。 色が揃っていて、すごい迫力です。かっこいい~。 で、真打登場!・・・と、その前に、まずは王子様達。 や~ん。生ウィリアム王子を見たー!カミラさんも見たー!ハリー王子は欠席? 沿道からはやっぱり「William!!」という声援が多かった。ザ・王子様。ステキです。 で、はい、本日の主役エリザベス女王の登場。隣には旦那様エディンバラ公。 実は私達、うかれて1ポンドのユニオンジャック旗を買ったんですが・・・。 それを買って振っている人はほとんどいませんでした・・・。 それどころか、声援とか拍手とかもほとんどなくて日本とえらい違いました。 で、前半終了。いきなり大きなトラックのようなものが現われ・・・・ お馬さんの落し物を掃除しはじめました。 式の間もずっと衛兵さんたちは立ちっぱなし。 しかもフェルト生地の服で暑かろう・・・と思ってたら、 どうやらこの写真の向こう側にいる衛兵さんは気分が悪くなったらしく、 フラフラしはじめた。で、周りに上司があつまってきて何度か相談をした挙句、 他の兵隊さんと交代して去って行きました・・・・辛かっただろーなぁ・・・逃げ場ないもんね。 そうそう。キットカット隊(しつこい)の帽子の素材は、 わりと最近まで熊の毛皮でつくってたそうです。今は人工毛皮なそうな。 帽子の横っちょに青とか赤とか白とか飾りがついてます。大きさもちょっと違う。 水色のやつがかわいい。 1時間ほどしてまたパレードが戻ってきた。内容はほぼ同じなんだけど、 今度は最初にすごい勢いで何かがガラガラとやってきた。大砲である。すごー。 パレードが終わって、「や~・・・すごかったねー」なんて言いながら、 ぽちぽち道を駅のあるバッキンガム宮殿方向に歩いていたら、 宮殿手前でスタックしてしまった。私達の数メートル前には警察官のライン。 もしかすると、宮殿のテラスから出てくるかもねー・・・、 でもモニュメントがじゃまして見えないねー・・・なんていいながら後ろを振り返ると・・・ 完全に身動きが取れなくなってしまった。う~。まぁしゃーないかー・・・ でもテラスに出てくるなら見たいな~・・・なんて思ってた・・・ら。 急に人並みを抑えていた警察のラインが前に動いた。 そして、どんどんどんどんどんどんどん・・・前に動いて・・・。 宮殿テラスのどまん前まで来てしまったーーーー!こうなるとは誰も予想しておらずびっくり。 後を振り返ればこんな感じ。 11時52分(時間が決まっているらしい)にさっき運ばれていた大砲が鳴り、 (写真は英国ARMYのHPより拝借) わー・・・本当に姿を現した英国ロイヤルファミリー。 子供は自分のカメラで下々の者達を写真にとっておりました。現代っ子やね。 あれがウィリアムで、チャールズで、カミラで・・・あの若い女の子は誰だ? ・・・・などとミーハーにいちいち確認していたら、遠くから飛行機の音が・・・ 今度は祝賀飛行であります。(合成写真じゃないよ) 3機の飛行機がぴったりくっついて宮殿の真上を飛んでいきまいした。 5組くらいは飛んできたような気がする。 もう、もりだくさんのお誕生パレード。毎年か~。すごいな~。派手だ~。 「衛兵交代見に行きたい~」・・・って思ってたんだけど、 もうすっかり「見なくていいや」状態になりました。おなかいっぱい。 ちなみに、みつけたこんな兵隊さん。 背中に電池しょってるみたいです。 ほんと、日本の天皇誕生日に比べるとどえらい違いです。 一般参賀だって防弾ガラス越しだもんね。 「税金無駄遣いするな」と言われちゃうからかなぁ~。 天皇の存在が日本の民のモチベーションのために残されたのであるなら、 逆に楽しいイベントをもっと催してもらいたいものですわー。 ちなみに、日本の皇室のホームページを見て・・・と、言われ、見てみました。 あまりの地味さにびびりました。派手にするこたないけど、センスよく頼みたいものです・・・。 こちら英国王室公式ホームページ。
by mamicolon
| 2005-06-12 23:52
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