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来週末にGoodwood Revivalというクルマのイベントがあります。
こないだ行ったGoodwood Festival of Speedとは今回は趣旨がちょっと違う。 今回はクラシックカーがメインで、参加する人達はみんな1950年代の服を着るのが望ましい。 ・・・って書くと堅苦しいが・・・・要はコスプレするらしいです。 殆どの人はビンテージの普通の服(スーツとかワンピースとか)を着るみたいなんだけど、 中には軍服とか、ナースの格好とか、Teddy Boy(イギリスのその時代の不良ファッション) とかかなりファンシー度高い人達もいるらしい。 で、会場の一角にはコスプレした人達しか入れないという場所があって、 そこに行くと時代がワープしちゃったような光景が繰り広げられるらしい。 写真はGoodwoodのHPから拝借 ということで? 我らもちょっとだけコスプレの準備をすることにしてみた。 といっても、ダンナさまは持ってるジャケットでそれっぽいものを選んであとは帽子を買うくらい。 で、結局こういう場合大変なのは(楽しいのは)私だ~。 とりあえず偶然近所にあったGoodwoodご推薦の男性専門の ビンテージ洋品店に行ってみることにした。 店構えは古ぼけてて、ウィンドウにはホコリのかぶったスーツとかカバンとかが置いてある。 女性の服と違って、スーツの形って劇的な変化があるわけじゃないから、 私みたいなど素人の目から見るとビンテージではなく、 流行おくれの服を売ってるいけてないお店・・・にみえちゃう・・・のである。 おそるおそる中に入ってみると、年代もののスーツやジャケットが壁中にギュウギュウ詰めで ずら~りと並んでいる。お目当ての帽子もある。年代モノのトランクや帽子入れとかもある。 こりゃちょっと奥深いものがありそうだ・・・。 そして意外にもお客さんがワリと入っている。そして年代も若い。 相手しているのはおじいちゃん店員かと思いきや、私と同じくらいの年のお姉さん2人。 店員「Goodwoodに向けてLast minuteでお客さんが多いのよね」 私達「あははは・・・・私達もです・・・。帽子を探しているんだけど、この帽子で大丈夫?」 店員「大丈夫ですよ」 私達「被り方って何か特別にありますか?後ろめに被ったりとか。」 店員「帽子のツバは反らせないで下に向けないとダメ。後ろめに被るのはアメリカのジャズマンね。ナナメに被るのはイタリアンマフィア。正統派ブリティッシュはこう被るのよ。」 ・・・と教えてくれた。そういや映画とかでこういう被り方見たかも~。 私達「ネクタイはどういうのがいいの?」 店員「織物とか、ストライプやペイズリーですね。あと幅は細くないとダメ」 私達「洋服の生地はどういうのがいいんですかねー」 店員「スーツだったらヘリンボン、ズボンはコーデュロイとか、あとは・・・・」 ・・・と、とにかく質問したらしっかり返事がかえってくる。さすが・・・プロだ。 店員「ところであなた(私)は何を着るの?」 私達「これからこのすぐそばのお店に行って見てみようと思ってるんだけど」 店員「そうなのね。あそこはいいけど高いのよ。うちも以前女性モノを扱ってたのよ、 でも、女性って買ったあと色々言ってきてうるさいからやめちゃったのよね。(←正直者) でもまだ置いてあるものがあるから見てみたら?」 ということで、お店の奥にずずいと入って20着くらいある女性モノのビンテージにご対面。 店員「1950年代であなたの体型だと・・・これはどうかしら?ステキでしょー。 あとこのワンピースもパターンがいいでしょー。あとこのリボン。それからこれも・・・」 と、次々に見せてくれる。ほんとねー。生地とか形がすごくかわいい。 店員「あとね・・・(洋服ラックの横からたたんだ服をとりだす)サイズが合ったら、 私がほしいくらいなんだけど、これすっごくステキなのー!」 と、うすピンク色のアンサンブルを出してくれた。40年代後半のものだけど大丈夫でしょう。 とりあえず試着してみることに・・・ちょっと苦しいもののわりとピッタリな感じ。 店員「ピッタリじゃない!いいわ~。うらやまし~ぃ!・・・略・・・生地は○○シルク(忘れた)だし、カットがとてもステキなの!見てこの肩のところのカット!このカットがこの肩のふくらみになってて・・・・略・・・襟もステキでしょー、これをふわっとたたせてピンブローチでとめたらパーフェクトよ!!!・・・略・・・上着はジーンズにもあうし、ワンピースもレストランに着て行くのにいいし・・・略・・・これはオートクチュールなの、というか、この時代はデパートで買ってもオートクチュールになっちゃうんだけど・・・」 ・・・もうお姉さんの説明は止まらない止まらない。すごい。 で、私も気に入ったし、値段がこれまた安くて、「買いでしょ!」ということで買っちゃった~! かなりいいお店でした。なんといっても店員さんがおもしろすばらしかった。 で、私の服も買ってしまったんだけど、とりあえず気になっていたので、 もうひとつのビンテージファッションのお店CIRCAへ。 (日本から持ってきたFIGAROのロンドン特集にのってた) ここはウィンドウからして「なんだかステキなお店!」という感じ。 ややボサボサ頭のおばさんがでてきたんだけど、 置いてある服は高いだけあってさすがに選び抜かれた感じ。 雰囲気もさっきのが「古着屋」だったらこっちは「ブティック」くらいの違い。 すっごいかわいいビーズと刺繍のバッグがあった~。 でも、今回は見送ることに。 いやー、近所にこんなに楽しめるお店があったとは~。楽しい楽しい♪ ビンテージの洋服ってそこまで興味はなかったんだけど、 着る目的ができるとかなりはまるものかも。 しっかしイギリス人・・・好きやねぇ~。 そうそう・・・ビンテージの洋服は母から譲り受けた着物と同じニオイがした。
by mamicolon
| 2005-09-10 23:24
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